
こんな方におすすめ
- 高音質なスポーツ向けワイヤレスイヤホンをお探しの方
- SPORT True Wireiessを使用した感想を知りたい方
- 外部の音を遮断したり、取り入れたりできる一石二鳥なイヤホンが欲しい方
スポーツ向けのワイヤレスイヤホンでも音にこだわりたい。
シチュエーションによって、音を遮断したり、取り入れたり出来るワイヤレスイヤホンが欲しい。
そんなお悩みをもつ方におススメな完全ワイヤレスイヤホンが、「SPORT True Wireless」
ドイツの音響機器メーカーSENNHEISER(ゼンハイザー)ブランド初となるスポーツ向け完全ワイヤレスイヤホンです。
ストレス解消の為にジョギングを始めてから様々なイヤホンを使用してきましたが、「SPORT True Wireiess」は高音質、音飛び無し、耳ズレ無し。
激しい運動でもストレス無く使用できるイヤホンです。
本記事では「SPORT True Wireless」の特徴や仕様、実際に装着して感じた事、音質について解説していきます。
目次
【SPORT True Wireiess】の特徴
「SPORT True Wireiess」は、CX True Wirelessをスポーツ向けにカスタマイズしたモデルです。
ここでは【SPORT True Wireiess】の特徴をみていきます。
どんなアイテムにも良し悪し両方あるので、どちらの特徴もみていきましょう。
SPORT True Wireiessの特徴
- 防塵・防水性能 IP54
- 充電時間/1.5時間・急速充電/10分で1時間の音楽再生が可能
- ワイヤレス充電には非対応
- ANC(アクティブノイズキャンセリング)非対応
- アダプタブルアコースティック機能を搭載
- 再生周波数 / 5 Hz to 21 kHz
- 再生時間9時間(イヤホン単体)/ケース併用で最大27時間
- 通話用マイクは片側2基・計4基搭載
- 価格は19250円
良点:防塵・防水性能 IP54
【SPORT True Wireless】は、スポーツ向けにカスタマイズした事によって防塵・防水性能がIP54になっています。
IP54とは?
そんな風に思う方もいらっしゃるかも知れないので簡単に説明すると、防塵・防よ水性能のランクです。
左側の数字が防塵性能・右側の数字が防水性能のランクとなります。
ランクによる性能差が知りたい方はこちらに詳しく説明されているので参考にして下さい。
防塵性能がアップした事により、屋外での利用もしやすくなったと言えるでしょう。
防水性能は個人的にはもう少しUPして欲しいというのが本音。
ただし、水の中に落すような事がないのであれば十分ですね。
悪点:ANC非対応
【SPORT True Wireless】は残念ながら、ANC(アクティブノイズキャンセリング)に非対応となっています。
ACNってなに?
そう思う方に簡単に説明をしましょう。
ACN(アクティブノイズキャンセリング)とは、デジタル処理によって外部の騒音に対して逆の音波を当てて相殺をしてしまう技術の事です。
+(プラス)に対して-(マイナス)の音を当てれば相殺されるというものですね。
凄い技術なのですが、残念ながら対応していません。
しかし、それに負けないくらいの機能として「アダプタブルアコースティック機能」を搭載しています。

「アダプタブルアコースティック機能」とは、【SPORT True Wireless】で付属されている「オープンイヤーアダプター」と「クローズイヤーアダプター」という2種類のアダプターと専用アプリ「Smart Control」内の設定を組み合わせる事により音の取り込みを調整出来る様になっています。
周囲の音を遮断して集中したい場合は「クローズイヤーアダプター」を利用し、アプリを設定すればACNに引けを取らない騒音遮断が可能となります。
【SPORT True Wireiess】付属品

付属品一覧
・本体
・ケース
・USBケーブル(c-type)
・オープンイヤーアダプター
・クローズイヤーアダプター
・イヤーフィン
・ストラップ
・説明書

イヤーアダプターはオープン、クローズともにサイズを3種類(S/M/L)と用意されています。
イヤーフィンは4種類(N/S1/S2/S3)と用意されており、自分の耳に合ったサイズを選択する事が可能です。
残念な部分としては付属されているUSBケーブルが短い事。

差し込み部分を除いてコードの長さだけを計ると約21cmほどしかありません。
ワイヤレス充電は非対応の為、直接繋げるしかありませんが、付属のUSBケーブルで充電しようとすると写真のようになってしまいます。

ハッキリ言って使いづらいですね。
購入後に充電する場合は他のUSBケーブルを利用する事をおススメします。
【SPORT True Wireiess】の音質
【SPORT True Wireless】はスポーツ向けにカスタマイズされたモデルですが、音にも妥協を許していません。
再生周波数 / 5 Hz to 21 kHz
Bluetooth5.2を採用。
さらに上位モデルと同じTrueResponseトランスデューサーを搭載。
ワイヤレスでも音飛びが無く、非常に高品質な音を体感する事が出来ます。
個人的な感想になってしまいますが、毎日1時間近くジョギングをしている私にとってイヤホンは「消耗品」です。
つまり、「安いに越したことはない」というのが【SPORT True Wireless】を使用する前の考えです。
しかし、購入後にはその考えが180℃変わります。
迫力のある重低音、高温は音割れしないで気持ちよく耳に響きます。
さらには音1つ1つが細かく再現されており、購入前では気づかなかった音に気づかされました。
簡単にまとめますと次のようになります。
まとめ
・低音は迫力あり
・高温は音割れなし
・音1つ1つが丁寧に再現されている
・音飛びなし
運動を始める前に集中力を高めるために
運動中に音楽にのって質を高めるために
運動後にリラックスする為に
全てのシーンにおいて【SPORT True Wireless】は最高のパートナーとなるでしょう。
【SPORT True Wireiess】の装着感

圧迫感はやや強め
【SPORT True Wireless】を実際に耳に装着してみると意外と圧迫感は強めです。
イヤーアダプター、イヤーフィンは交換可能で、付属品でも付いていますので自分に合うサイズを選択できます。
ACN非搭載の為、アダプターと専用アプリによる音の取り込み調整をする為なのか、耳にイヤホンを入れた時にピタッとくっ付き圧迫してきます。
この感覚が苦手な方にはこのイヤフォンはお勧めできません。
しかし、【SPORT True Wireless】を装着して、毎日1時間位ジョギングをしていますが、耳が痛くなる事はありません。
ただし、耳の小さい人は装着していると痛くなるかも知れません。
激しい運動でも耳ズレはかなり少ない
ワイヤレスイヤホンを装着して気になるのが「運動中の耳ズレ」でしょう。
【SPORT True Wireless】はその心配をする必要は全くありません。
走っている時の振動でも耳ズレが起きた事がありませんし、イヤホンを操作するときにタップをしてもズレはおきません。
この点において、【SPORT True Wireless】は優秀と言えるでしょう。
【SPORT True Wireiess】がおすすめな人はどんな人?
おすすめな人
・毎日のように音楽を聴きながら運動をする人
・運動前に集中力を音楽で高めたい人
・運動中に音楽で気分を上げたい人
・雲合後に音楽でリラックスしたい人
SENNHEISER(ゼンハイザー)の【SPORT True Wireless】は2万円台で購入できるスポーツ向けイヤホンです。
すこし高級品かも知れませんが、「高品質な音によってパフォーマンスが向上」する事を考えると決して高くないアイテムと言えるでしょう。